Study 2050

2050年問題。これから先の未来、避けては通れぬ困難が私たちを待ち受ける。さて、今を楽しんでいる暇があるの?

2019センター国語を振り返って

どうもです!センター試験1日目、受けてきました!国語の出来はどうでしたか?

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さて、何かと話題の多いセンター国語。今年はどんなだったか、簡単にまとめると

 

大問1 翻訳ってむずいね

大問2 草大好き!庭おじさん

大問3 狐、禁断の恋

大問4 杜甫の話

 

今年も面白い話に満ち満ちておりました。一つずつ紹介していきます。

 

 

大問1 翻訳ってむずいね

翻訳の難しさについての評論文でした。さて、翻訳といえば、しばしば話題に上がるのが、ハリーポッター翻訳問題が思い出されます。ハリポタ翻訳問題については、ネットで検索してね(もちのロンさ!)

今回の評論では、翻訳作業は、直訳に注釈をつけまくっておくのが正しいか、日本語として自然な形に置換するのが正しいかという、翻訳について一つの問いを投げかけるというもので、とても面白いものでした。

そういえば少し前にバレンタインで、こんな画像が話題でした。

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なるほど言語というのは、感情を伝えるひとつの道具に過ぎないのですね、とかくさいこと言ってみる。

(注ここで言う くさい は、人間の五感におけるところの嗅覚によって感覚する情報のことを言うのではなく、妙に気取った という意味で用いている。これは、演劇のセリフや動作が大げさであることが由来している。)

 

 

大問2 草大好き!庭おじさん

これは入院中の妻がいる、子持ちのおじさんの話でした。このおじさんは、気がかりな妻への気を紛らわすために、月見草という草を庭で育てだしたのです。

それから色々あって友達と田舎へ川遊びしに行きました。その帰りにおじさんは、サナトリウムという療養施設をふと見かけます。

田舎なので、あたりは暗く、サナトリウムはまるで「骸骨のように見え」たそうな。しかし、次第にサナトリウムの部屋の明かりがついてきて、おじさんは、あたかもそこに妻がいるかのような錯覚を起こしてくる。(こりゃたまげたなぁ)

などなど色々あったけど、最後は結局、おじさんが大好きな草が、全てを忘れさせてくれる(危ない薬かな?)のでした。

 

ちなみに大問2の小問の選択肢に、こんなのがありました。

 

サナトリウムがまるで骸骨のように見えたことから、療養中の妻に重ね合わせて‥

 

おじさん、

 

それはひどい笑

 

おそらくこの選択肢が正解ではない(と思うんだけど、どうかなあ)ですが、この選択肢を見たときは、流石にちょっと笑いそうになった。

 

 

大問3 狐、禁断の恋

これは、狐が姫君に恋をする、ラブストーリーです。もちろん、人と獣、叶わぬ恋。この恋の切なさを、和歌を交えながら上手く表現してくるので、読んでいてとても面白かったです。

狐は、雄のくせに女の姿に化けて姫君にうまく接近します。(これはTS物好き歓喜‼︎)

しかし、叶わぬ恋‥ 

最後の和歌に、自分が狐であることを打ち明けたくても打ち明けられぬ、歯痒い心情が込められているような気がして、

和歌ってすごいなぁ

って初めて思いました笑

 

 

大問4 杜甫の話

なんか李白とか杜甫とかよく出るよね。

 

 

 

はい!ということで、何かと話題になりそうな国語でしたかな。ちなみに、英語には、

野菜大好き!庭おじさん

もいました。

 

それとリスニングにも野菜のキャラクターが出てきましたが、これは野菜を食べようとしない現代の若者への啓蒙なのでしょうか?

 

 

ってことで!