Study 2050

2050年問題。これから先の未来、避けては通れぬ困難が私たちを待ち受ける。さて、今を楽しんでいる暇があるの?

馬鹿にできない中学英語の話

まずは文法の話からしようかなと。

なんか中学生の話を聞くと、

 

so〜that‥  

「とても〜なので‥」   「‥ほど〜」

〜enough to‥  

「〜なので‥できる」「‥できるほど十分に〜」

too〜to‥

「〜なので‥できない」「‥できないほど〜だ」

 

を中学校で習うらしい。

僕の時代の頃は、これらの構文は学校では習わなかったんですよね。高校生になって初めて知りました。

時代は進んでいるのだなあと、感じました。

 

ところで、他にもこんな問題がありました。

以下の英文を書き換えよ。

My father said to me "Learn something new every day"

 

ここで、

I was said that‥

とか

I was said to learn‥

としてしまったのなら

 

 

です!

 

てか、僕も間違えましたけどね笑

 

辞書で調べて見ると、sayという動詞は、後ろに普通の英文を挟む(この問題のように)ことができるそうです。

ところが、人を主語にsayの受動態を書くときは、sayした内容を後ろに書くことは無理っぽい。 

 

ただ例外で、

It is said that he is a gifted person.

「彼は才能ある人間だと言われている。」

の文は、

He is said to be a gifted person.

と書くことができるようです。この受動態の文における動作主(つまりsayしている連中)は一般の人々(people)であることに注意ですね。

したがって、

 I was said to learn something new every day by my father.

とは書かないわけです。

It is said that の書き換え以外は、say の受動態に続けて話の内容を書くことはできないというわけです。

 

では、肝心の問題の答えはどうなのでしょうか?

 

それは、これです。

I was told to learn something new every day by my father.

 

 

 

 

あと、単語の話を少し。

 

さて、

 

stingy

 

って単語の日本語訳、分かる方いるだろうか?これ、中3で習うらしい。私は分からなかった。

 

stingy は「ケチな」という意味。

ちなみに「太っ腹な」は generous だそう。

 

単語もレベルたけえなって感じたんですけど、皆さんは普通に知ってるのかな。僕がバカなだけかな。まあ、いいや。

世界史の気になる単語調べてみた1 聖職売買

世界史を勉強している時に、こんな文言が目に入ったのです。

 

 

聖職売買

 

 

うーん、これって何?と思って、調べてみました(もちろんwiki)。簡単にまとめたので、暇だったらお付き合いください。

 

 

聖職売買とは

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そもそもこの文言が書いてあったのは、中世の西欧における、「教皇権の伸長」ってところで、「グレゴリウス7世が聖職売買、聖職者の結婚禁止を推進した。」とありました。

 

聖職売買とは

霊的な事物を個人的に、金銭の交換や名声のための口添えなどに利用すること

と言えます。

 

例えば、聖務職の立場を売ったりとか、聖別したパンとかを売るとか、そういったことですかね。

 

事の発端は、キリスト教会に力が蓄えられた4世紀頃からだそう。

 

まあ、確かに、聖務職しかり、聖別された物しかり、神によって任命ないし祝福された物を人間個人のジコチューな思いで利用するのは、良くないわな。

 

ちなみに、結局グレゴリウス7世の時にも聖職売買は横行したみたい。うーん、難しいのね。

視覚で覚える高校倫理 「ルネサンス期のピコ太郎」

はいどうもー!パチパチ。ということで、今回も視覚で覚える高校倫理やっていきましょう。本日は、あの世界をにぎわせた人物の前世?(タイトルでネタバレしているのだが。)

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ルネサンス期のおすぎとピーコ

ルネサンス期のピコ太郎こと、ピコ・デラ・ミランドラさんでございますー!

 

I hava a pen !

 

てね。

さて、このルネサンス期のピコ太郎は、どんなキーワードを持っているのか、気になるところ。まさか「i have an apple」な訳がないだろうが、期待しよう。

 

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あーなんということだ。キーワードは全然ピコ太郎と全然関係ないじゃあないか、って思うでしょ?しょうがないから、ここは少し強引に

I have free will.

とでも覚えてくれ。

 

さあて、ではピコ太郎が言う”自由意志”ってなんじゃらほいということなので、確認していきましょう。とはいっても今回はさほど難しくないのでは。イラストもともに載せておきますね。

 

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つまり、神(明るい状態)にも、動物(暗い状態)にもなれる、と覚えておくと、ピコ太郎という名前とセットで覚えやすい。

 

くらい くらい くらい くらい

あかる~い

 

え?ピコ太郎にそんな歌があるなんて知らねーって?じゃあ今日から覚えてくだちい。

 

 

それじゃあ今日はここまでにしようかと思うので、また次回!

視覚で覚える高校倫理 野生の力、見せてやロース

 

どうもでございます。今回もやっていきましょう!

キーワード暗記から、キーセンテンス暗記へ!を目指していきます。

とはいっても、センテンスを暗記するのはしんどいですよね。そこで、倫理の思想家の思想内容を図で記憶することで、言葉で暗記する負担を減らしていく。視覚に訴えていく倫理勉強法です!

 

第二回は、レヴィストロースさんです。

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2009年まで生きておられたから、かなり最近の哲学者ですね。さて、この方はどのような思想をお持ちだったのか、勉強していきましょう。

まずはキーワードから。

 

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「野生」というワードは、レヴィストロースさんの代名詞と思っておけばいいでしょう。しかし、自然への畏敬は注意して覚えましょう。というのも、「生命への畏敬」というキーワードを持っている人を、高校倫理では学習するからです。それは「シュバイツァー」ですから、ちゃんと自然への畏敬と覚えてくださいね。

 

では、キーワードの次はキーセンテンスにランクアップしましょう。要は、それぞれのキーワードの意味をより深めていこうということです。

 

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ややもすると未開な社会の人たちは、論理的な思考ができないと思いがちですが、そんなことはないというのがレヴィストロースさんの主張です。むしろ文明人は未開な社会から学ばなければならないことがあるとまで言います。

科学社会の到来によって、どれだけ多くの生態系が影響を受けてきたか。そしていまもなお、どれほどの影響を受けていることか。無視してきたがゆえの今日であることは言うまでもないでしょう。科学社会によってもたらされる物質的な快楽だけが、人間を幸せにするわけじゃあない。そんなこと、言われれば分かるという人は多けれど、実際に意識して生活してみると、自分がどれほど物質的快楽ばかりを求めているかを実感するでしょう。

 

おっと、話がそれた。しかしレヴィストロースは、そんな人間の科学万能主義に溺れる姿をよく観察していたからこそ、未開の社会から見習うべき点を見出したのではないかと思うのです。

それでは、今回のキーセンテンスを図で表すとどうなるでしょう。頑張ってみました(汗)

 

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概念的事実というのは、要は数字の事だと思っておけばいいでしょう。用語集には、力・質料・数字と説明されています。しかし、力・質料ってのが何なのかいまいちわからなかったので…。

 

とゆーことで、今回はここまで。またお会いしましょうかねえ。

古文に慣れよう4 『落窪物語』

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古文単語「うるわし」は、「整っている・正式である」という意味があります。よく言われるのが、「うつくし」とは違うよ、ということですね。「うつくし」は「かわいい・美しい・立派だ」という意味があります。

さあて、今回もやっていきましょう。今日は、2010年青山学院大学文学部で出題された部分の『落窪物語』を読んでいきましょう。読むときは速読より精読を意識して読むとよいでしょうが、おそらく、今回のは少し読みにくいと感じるかもしれません。

drive.google.com

さて、どうだったでしょうか。私も、古文にそこまで精通しているわけではないのですが、素人目から見て、古文を読みにくくする要因には、以下の要因があるのではないかともいます。

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今回の『落窪物語』の一節では、①~④の内容がふんだんに使われていたのではないかと思うのです。特に④は厄介なときは本当に厄介なときがあるというのが私の経験にはあります。精読するときには、この四点にもしっかり気を配らないと、精読をしても意味を追うのが難しいです。

もう一度この四点に気を配って、読んでみると良いでしょう。

 

 

さあて、ここからは少しだけ補足の時間。

 

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「なむ」の識別は有名な話です。慣れている人なら容易に識別できるかと思います。では、『落窪物語』にあった次の一文の「なむ」は、どう解釈しますか?

 

よくうけたまはりてなむ、つかうまつるべかなり。

 

まずは何に接続するのかに注目ですよね。この「て」は何の「て」だろうか…。

解答は下へスクロール!

 

 

 

 

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「て」が助詞であることが分かれば、助詞に活用なんてないから解答可能ですね。ですが、じゃあ係助詞なら、どこと係り結びしているのか、疑問に思った方は鋭いですね。そう考えたときに次に目が行くのが「べかなり」という謎のワード。この正体まですぐに解き明かすことができたのなら、すごいっす。僕は分からなかったから、ネットで調べたけどね。はははははー!!!

 

それから、覚えておきたい単語もすこし触れておきましょうかね。

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「文」と「文字」 なんかややこしいなあ。

 

 

はてさて、今回はここまでにございます。最近は天気がすぐれない日が多いですが、がんばっていきましょう、とか当たり障りないことを言っておこう。

では!

受験生の弱点を探る(倫理) ~2019河合マーク模試5月より~

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どうも。模試からもうだいぶ時間たっちゃいましたね。今回は倫理編です!一応僕は倫理政経を受けたのですが、倫理編と政経編で分けて紹介していきますね。

 

ちなみに今までのはこちらから

pj-one.hatenablog.com

pj-one.hatenablog.com

pj-one.hatenablog.com

 

5月の模試ということもあって、今回の公民科目の得点は低く出たようです。まあ、勉強や対策が後手後手に回りがちなのが、公民科目ですよね。統計資料を読んだ限り、公民をなめてかかると痛い目を見る、今の内から少しづつでもやるのだというメッセージを感じました。

まあ、あの河合塾が言うのであれば、きっと多くの受験生が、公民科目の勉強の対策まで手をまわしきれないまま本番を迎えているのかもしれませんね。

 

しかし倫理ってのは、思想を学ぶ科目ですから、結構難しいですよね。扱う話が抽象的なので、どうも苦手な人には苦手かもしれません。そんな倫理によく言われている対策法が、キーワード学習法です。

たとえば、「文化相対主義」というワードが入ってる選択肢があったら、「レヴィストロース」の思想だ!と分かるみたいな。「人間は考える葦である」「中間者」なら「パスカル」だ!みたいな。

実際、思想家とキーワードだけ覚えておくだけでも、立ち回れる問題はかなりあるだろうというのが私の印象です。ですが、それだけでは対応しきれない問題もそれなりにあることは事実です。

 

統計資料の倫理の学習アドバイスには、このように書いてあります。

『キーワード丸暗記型の学習法で済ませている人が少ないことが判明した。今回の模試を機会に、教科書の熟読を中心とする内容理解に徹した学習に切り替えよう。』

 

しかし、述べたとおり、倫理は扱う内容が抽象的で難しいです。そもそも、字面をみていちいちその思想の意味を理解しようとするのが面倒くさいなと、そのように感じる方も多いかも。

 

そこで当ブログでは、これから高校倫理に出てくる思想家の紹介記事を扱っていきたいと思います。そのときに、次の事に気を配って紹介していきます。

1.思想家のキーワードを紹介する

2.キーワードからキーセンテンスへ

3.キーセンテンスの内容を図で印象に残りやすくする

 

名付けて

『視覚で覚える高校倫理』

です。

この3点に気を配りまして、より容易にキーセンテンスを覚えていけるようにしてみます。キーセンテンスまで頭に入れば、標準的な問題にも対処できるはず。

 

ぜひこれを機会に、僕と一緒に倫理を制覇してしまいましょう。とはいってもすべての思想家を扱いきることはできないでしょうから、もちろんご自身でも勉強は進めてくださいね。

 

先日一つ目の記事を書き上げましたので、興味ある人は探して見てください。

 

ではさいなら。

 

視覚で覚える高校倫理「正義のヒーロールズ」

 

受験生・浪人生の皆様、お疲れ様です。この『視覚で覚える高校倫理』シリーズでは、何かと抽象的で取っ組みづらく、対策も後手後手に回りがちな公民科目「倫理」を、図示化して少しでも分かりやすくしようというものです。

もう少し具体的に言うと、いわゆる「キーワード学習法」を超えた、キーセンテンスを無理なく頭に入れるために、図を用いて紹介していこうとするものです。

 

第一回目は、ロールズです。

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まずはロールズのキーワードからいきましょう。一先ず、次の2語の内の1つでも選択肢の文に入ってれば、ロールズを想定している文である可能性があります。

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今回の題目にも書いたとおり、ロールズの代名詞は「正義」なので、ここは正義のヒーロールズとでも覚えておけば、キーワードも入りやすい。

 

つぎに、キーセンテンスです。キーワードが頭に入ったら、次はキーセンテンスを頭に入れましょう。このとき、センテンスを丸暗記する必要はありません。以下には図も共に載せますが、図からセンテンスが何となくイメージできれば、それでよいのです。

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何となく自分を失っている感じのイラストを用いてみましたが、どうでしょうか(笑)

 

とりあえずここまで頭に入れば、問題ありません。しかし、もう少し深堀することもできます。それは、そもそも公正な正義の原理とは何かということです。これらも図と共にまとめておきました。余力のある人は目を通してみてください。

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ひとつ言っておきますが、ロールズさんをバカにはしていません。このように、ポップな絵と共にロールズさんの絵を扱っては、誤解をされる方もいるかもしれないと思い、一応述べておきます。

では、今回はここまでにしましょう。