Study 2050

2050年問題。これから先の未来、避けては通れぬ困難が私たちを待ち受ける。さて、今を楽しんでいる暇があるの?

勉強する目的

皆さんは何のために勉強をしていますか?

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そう問われたら、なんて答えるでしょう?行きたい高校や大学に受かるため?先生や親に怒られないため?少なくともかつての私は、そのどちらもに当てはまってましたよ笑。

英語の先生がすごく怖くて、怒られないように必死に宿題をやってました。とは言いつつ英語がとことん苦手だった当時(高1)の私は、その宿題を終わらすのに2時間半かかってました。その宿題もほぼ毎日出てましたから、よくやってたよなあ、と感じます。

ところで、今私は受験勉強をしています。時に、こういう英文と出会いました。

 

皆さんも訳してみよう。

The end of study is not to possess knowledge as a man possesses the coins in his purse, but to make knowledge a part of ourselves, that is, to turn knowledge into thought, as the food we eat is turned into the life-giving and nerve-nourishing blood.

 

 

訳すとこうなります。

 

学問の目的は、財布にお金を貯めこむように知識を所有することではなくて、知識を自分自身の一部分にすることだ。即ち、活力を与えて気力を養う血液へと食べ物が変わるように、知識を思想にすることが、学問の目的だ。

 

 

大学に受かるため、資格試験に合格するため、テストでいい点数を取るため、先生や親に怒られないようにするため、そういった勉強は、得た知識を知識として残すのみになりがちだ。しかし、ここでの勉強する目的は、知識を自分自身の思想とする、とあるように、知識を活かしてこそ、勉強する本当の意味が出てくるのだろう。最もそれは、自分のため以上に、他者のために。

英文、数学の問題、歴史、古文や漢文などを解いて、いい点数を取るか否かにとどまっていては、知識として残るのみ。しかし、その英文や数学の問題、歴史などから、何かを得て、活かしてみようとすれば、それは私の思想となろう。そして、知識としてもより定着するでしょう。

 

 

ということで、今度その活かし方を実践してみることにします。知識を詰め込んでいくことに一生懸命になりがちなこの受験勉強の時期に、学問の本質を忘れないようにしたいと思います。