Study 2050

2050年問題。これから先の未来、避けては通れぬ困難が私たちを待ち受ける。さて、今を楽しんでいる暇があるの?

古文に慣れよう1 『耳嚢』

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どうも、こんにちは。この前の記事でも載せましたが、天下の河合塾さんに言わせれば、古文に読み慣れることも大事なことだということでした。

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そこで今回から、大学入試問題に取り上げられた古文を、精読していきたいと思います。取り上げる古文は、7~8年前の入試問題に掲載されたもののみ扱うので、過去問関係でいろいろと心配することもないでしょう。

 

さて、今日は2011年学習院大学で出題された、根岸鎮衛作『耳嚢』から。古文単語の意味や助動詞の用法などに気を配りながら、さらりと読み流すのではなく、じっくりと精読してください。日本語訳も、下の方にあります。2011年度の問題は東進さんから引っ張てきましたが、解答には訳がありませんでした。なので日本語訳は、入試問題などを参考にして独自に私が日本語訳しました。「ここは違うだるぉ~」という部分がありましたら、ぜひコメントください。

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さあて、ここでいくらか重要事項をピックアップしておきましょうか。まず、「不快」という単語がありましたね。ここでは「病気」という風に訳しておりますが、ウェブリオ古語辞典では、「不快」という単語は見つかりませんでした。まず、病気に関する動詞をここでまとめておきましょう。

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つぎに、接続助詞「ば」の用法です。結構「ば」はよく出てくるので、覚えていない方はここで覚えてしまいましょう。語感からだと「もし~ならば」という訳はしっくりきますが、それだけじゃあないんですよね。

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助動詞「けり」は、存続「~している」という訳があることもだいじでっせ。

 

さいごに、助詞「や」の意味と、「義理」という単語の意味を確認しておきましょう。特に、「義理」は現代語からは想像がつかない意味が多いですから、頑張って覚えよう(っていっても僕はまだ覚えきれてないけど)。

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はい、ということで、今回はここまで。ぜひまたこのページに訪れてください!それか、pdfをダウンロードしておくと良いでしょう。要は、何度も読むことも大事だねということを言いたかったんだ、私は。

では、また次回。

 

 

 

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