古文に慣れよう3 『田舎荘子』
はい、どうもでございまーす。あ、「わろし」には「面白い」という意味はないのでお気を付けて。「面白い」は「をかし」ですよね。
今回は2010年の青山学院大学で出題された部分の『田舎荘子』の内容を読んでいきましょう。皆様、読むときは精読を心がけましょう。単語の意味や助動詞の用法、主語は誰かなど、意識してくださいね!
はいーということで、どうだったでしょようか。もちろん、訳したのは僕なので、不足な点があるかと思います。「ここはそうじゃないだるぉ~」というところがあれば、ぜひコメントで教えてください。
では、以下簡単な解説を。
まずは文解釈から行きましょう。
古文では、しばしば省略がされます。それは、主語だったり目的語だったりと様々で、これが古文を読みにくくする一つの要因になっているでしょう。これだから、古文を読み慣れておく必要があるということなのでしょう。
ここでは、逆接の語が省略されていると考えました。おそらく最初に読んだときは、意味を理解するのに難儀したのではないでしょうか。「は?どういう意味だ?」というときは、決まって何かわけがあります。単語の意味を取り違えているということもありますが、このように省略があるときのサインでもあるのです。
つづいては単語のチェック。
ここでの「いたずらになる」は、「意味がなくなる」といった意味に意訳しました。もしかしたら気づいた人もいるかもしれませんが、『日々古文単語帳』を参考にしました。
さてさて、どうでしたか。次回は、少し難しいものを取り上げますので、お楽しみにでございます。
『古文に慣れようシリーズ』
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