Study 2050

2050年問題。これから先の未来、避けては通れぬ困難が私たちを待ち受ける。さて、今を楽しんでいる暇があるの?

これから始まる医療の未来

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どうも!かんきちです。

今回は2050年問題についての話です!具体的には、これからの医療のあり方と少子高齢化についてを共有したいと思います。

今回はこちらの書物↓

を大いに参考にさせてもらいます!

 

 

命を救うのは名医だろうか、医療機器だろうか。

医療ドラマなどを見てみると、クローズアップされるのはやはり、外科の執刀医であることが多いような気がします。内科の医師とか、看護師が主人公のドラマは、あんまり聞いたことがないですよね。(僕が知らなさすぎるだけかもしれませんが)

やはり医療ドラマを見てみると、命を救うのは医師であり、また、最先端の医療機器であるように見えます。しかし、実はどんなに最高の名医と、最高の医療機器と、最高の助手と、最高の看護師が揃っていても、あるもの が無ければそもそも命など救うことができないのです。そのあるものとは何でしょうか。

それは、血液 です。東洋医学ならいざ知らず、西洋医学外科手術には絶対に輸血が必要ですよね。確かに、医療ドラマを見てみると、ドバドバと血液が出まくっているシーンとかありますもんね。

ではこの血液はどこからきているのだろうか。まさか、カエルやヘビの血液なわけが無いでしょう。そう、人間の血液です。献血とかよく駅前で見かけますよね。ちなみに、輸血される血液のほとんどが50歳以下の血液で占められているそうです。まさに、命を救うのは人間の血液 すなわち民間人の善意によるものだと言って良いでしょう。

 

少子高齢化が進めばどうなる?

さて、若者が減り、年寄りが増えるこれからの日本、医療の現場はどのように変化していくのでしょうか。先にも述べたように、現在輸血されている血液の多くは50歳以下の血液によって支えられています。少子化によって血液の供給は減っていくと見られる一方、高齢化によって需要が高まります。血液が不足していくことが予想されるのです。

そうなってくると、どうでしょうか。病院に行ったところで、血液がなければ外科治療は難しくなります。外科治療は、何も事故や怪我の時だけではなくて、がんや心臓病などの病気の際にも行われます。将来の病院は、病気が直せなくなるかもしれないのです。

ならば、今のうちに血液をたくさん確保しておこう!そうできれば良いですが、そう簡単ではありません。血液の保存は、長いもので1年は持ちますが、されど1年程度なのです。そもそもほとんどの輸血用血液は1ヶ月と持たず、最短で4日。血液は保存が効かないのです。

 

次世代の医療が求められる

少子高齢化による社会が到来することは逃れることのできない未来です。これからの少子高齢化の対応次第では、少子高齢の社会存続の期間を短くすることはできるかもしれませんが。しかし、それでもそういう社会がやってくることは間違いがないことであり、医療の現場のこれからにも目を向けていかなければなりませんね。血液って人口的に作れる可能性ってあるのかな?それとも東洋医学に注目が集まる時代になるのかな?まあ、浅薄な私には判りかねることです。とにかく、団塊の世代全員が75歳以上になるのが2024年と言われています。そして輸血用血液の使用先の80パーセントが50歳以上だそうです。治療できない病院がやってくるのは、割と近い話なのかもしれません。

巨乳平面説は正しいのか

まずは巨乳平面説についてご存じない方たちに、簡単にこの説について触れておきましょう。次の漫画の1ページをご覧ください。

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まさにこの漫画の通りなのですが、巨乳平面説とは、乳房が平たいものであればあるほど、潜在的に秘めている乳房は大きくなる(潜在的巨乳である)という理屈のことを言います。

今回はこれについて検証してみたいと思います。

 

曲率

巨乳平面説によれば、乳房の一部分を円の孤の一部と捉えることで、その円全体の半径を、潜在的な乳房の半径と見ているようです。

このように、ある曲線の一部を円の孤の一部と見る考え方は、曲率という考え方そのものに当てはまります。曲率とは、ある曲線について、その微小な部分の曲線を円の一部と見るという考え方です。漫画でも曲率という言葉が使われていることからも、巨乳平面説と曲率は密接な関わりあいがあります。

 

曲率半径

そして、巨乳平面説における、潜在的な乳房の大きさ(半径)は、曲率半径と同じです。曲率半径とは、ある曲線の微小部分を円の一部とした時の、その円の半径を言います。

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曲率半径とは、その半径の大小に応じて、曲線の曲がり具合を示すものになります。(それは曲率半径の公式およびその計算過程を見れば分かる方には分かるでしょうが、最後に載せておきます)

この曲率半径が大きければ大きいほど、その曲線の曲がり具合は平坦に近くなります。下の図を見ると分かりやすいでしょう。

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巨乳平面説は正しいのか

さて、曲率半径の考え方に立ち返った時、これはどこまでも曲線の曲がり具合を表しているものであり、曲率半径が大きいということ(巨乳平面説によれば、潜在的に巨乳の状態)は、その曲線(乳房のライン)が平坦であることを示しているに過ぎないのです。つまり、巨乳平面説とは一見すると、貧乳を否定する論理なのですが、数学においてその真実を見てみる時、この説は、ただ単に、貧乳は貧乳である いう事実を示しただけなのです。つまり、巨乳平面説の考え方では、潜在的巨乳を証明するには無理があるということがわかります。

 

最後に

巨乳平面説は正しいのか、という議題で話を進めてきましたが、結局のところ、その真偽は知識の浅薄な私には判断しかねるところがありますが、今回の検証では、この説には無理があるだろうという結論をしておこうと思います。

皆さんが日頃触れている学問は、色々なところで応用できます。今回は高校数学の内容をふんだんに用いてみました。ただ知識を蓄えるだけでなく、いかに知識を用いるか。とても大事な考え方ではないかと思います。

 

 

曲率半径の計算

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これからの大学の使命とは

どうも!国立大学前期入試が終わり、一息ついてます、かんきちと申します。

今回は久々に2050年問題(日本の未来)について取り上げてみたいと思います。少子高齢化という、避けられない事態に直面する私たちですが、これから先、国立大学も地方では倒産する所も出てくるであろうという話もあります。

大学入試に合格していれば来年度から大学生の私です。現在、私立大学は次々と倒産しているようですが、これからの大学はどのようになるのでしょうか?

今の大学のあり方は昔とは違って、誰でも大学生になれる時代になりました。すこし厳しい言い方をすると、決して頭が良いとは言えない人でも、場所を選ばなければ入れる大学はいくらでもある上に、大学に入っても熱心に勉強に励む人というのは、非常に限られているというのが現状です。はっきり言って、最高学府というのは名ばかりになっています。これからも少子化が進み行くと、実力の弱い大学から倒産に追い込まれていきます。少子化が避けられない以上は、これは絶対です。

この平成がもう終わりを告げる時代。新しい時代の幕開けとともに、大学本来のあり方が問われているのではないかと私は思います。その名の通り、最高学府たる大学のあり方が要求されていくでしょう。その時に現代の大学事情をズルズルと引っ張っていくわけにはいきません。これまた言い方が良くないかもしれませんが、大学が淘汰されていく中で、学生にに求める質は間違いなく高まっていくでしょう。

私がバイトをしている塾の中学生の子や小学生の子は、「大学生は遊びばっかりしている」と言います。それは、大学生は学問に対する熱意を失っている、という点では的を射ている発言です。また、小・中学生が、大学生をそういう目で見ていることが、また一つ問題であるとも思います。最高学府の人間が初等教育機関の人間から舐められている、ということです。

これには、(元)大学生の某動画配信者の影響もあるかもしれませんが、こう言った舐めた発言は今に始まったものではなく、なんなら私が子供の頃にもそういった発言はありました。

世界で類を見ない空前の大問題を抱えているという事実を受け止めて、これからの大学生生活を考えていきたいです。私は、これからの大学が、最高学府としての権威のみならず、その実力を備えたものになることを願っていますし、私の大学生生活は、それに貢献できるようなものにしていけたら良いなと思います。

もし大学が、未曾有の問題に責任を持つ知の最高府として名実ともになりうるならば、これからの大学ブランドは、ネームバリュー以上に、大学の社会的実力そのものに裏打ちされることになるでしょう。

2019センター試験を振り返って

受験生・浪人生の皆さん、お疲れ様でした。平成最後のセンター試験、今年も色々な伝説が作られ、狂喜乱舞であったこと間違いなしでしたね。思うようにいった人もいれば、なかなか思うようにはいかなかった人もいたと思いますが、一先ずこの濃い2日間の内に何があったのか、ゆっくり振り返っていきましょう。

 

 

目次

1.おしゃべり役立たず  森惠 (日本史A)

2.ふるさと納税が出題される(倫政)

3.姫に恋しちゃった吾輩は狐である。(国語)

4.野菜の化け物(リスニング)

5.漸化式⁈  確率 p で大荒れ(数1A)

6.原子物理がついに出題される(物理基礎)

7.しつこいメガネ(物理)

 

基本的に僕が受験した科目しか書けないので、それ以外でも何かあったら、コメントください!随時更新していきます!

 

 

 

 

1.おしゃべり役立たず  森惠(日本史)

 

まずは、こちらを読んでみてください。

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簡単に話のあらすじを言うと、高校生の翔太君が大学生(姉)の森惠に対して、合唱コンで歌う曲について意見をもらおうとします。すると森惠は、唐突に自分の知識をひけらかし、ひけらかし。そして終いには、話を戻そうと翔太君がもう一度、合唱コンの意見を聞こうとしたところ、

「それは自分で考えなさい」

である。

散々勝手に話だして、「それは自分で考えなさい」である。長話に付き合ってあげた翔太君が、かわいそうな一文であった。

ちなみに、大手予備校が行う模試などには、こういった社会科目のリード文に色々とネタを仕込んでくることが多い。著作権上それらの一部をも公開することはできないが、ぜひ気にしてみてほしい。

 

 

 

 

2.ふるさと納税が出題される(倫政)

 

政経でも同じ問題が出題がされていたが、このように、なにかと旬な話題を入れやすいのも、社会科目の面白いところです。

調べてみると、ふるさと納税が始まったのは2008年と、意外と昔なことに驚きです。しかし、ここ数年話題に取り上げられてきたということもあって、旬でした。

特にふるさと納税といえば、返礼品でしょう。センター試験の一月ほど前にも、とある返礼品について、一悶着ありました。

それこそは佐賀県みやき町。なんと返礼品にアマゾンギフトカードがあげられておりました!これは流石にふりさと納税の意義を見失っていると言わざるを得ないものでした。

やはりその地域特産の返礼品において競争することが、地方創生に直結すると言えます。しかし、アマギフではただ税収を増やすだけで、地方創生には直結するとは言い難く‥‥

どうやら法には引っかからないそうですが、国から勧告をうけ(そりゃあそうじゃ)、2018年12月30日をもって、アマギフは停止しました。

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来年は何が出題されるでしょうか?僕が思うに、来年はやはり天皇の国事行為に関しての出題があるだろうと予想します。2019年4月1日をもって、平成から新たな年号へと変わります。そうなれば国事行為に関して、必ずニュースでも取り上げられるでしょう。(というか本日2019年1月20日でも既にニュースに取り上げられてました)

 

 

 

 

3.姫に恋しちゃった吾輩は狐である(国語)

 

国語の中でも一際評判が高かったのは、国語の古典でした。姫君に恋しちゃった雄の狐は、人間の女性に化けて、姫君とキャッキャウフフな物語させ給ひにけりというものでした。また、正体を明かせない、そんな立場であるゆえに永遠に実らぬ恋として、非常に切ない終わり方をしたことでも印象深かったです。

Twitterを見る限り受験生の反応としては、レズビアン的な、あるいは男の娘的な要素に惹かれて、感謝感激雨霰であるという感想が多かった印象です。

国語は毎年事欠かないコンテンツです。来年はどんな物語が、私たちの心を揺さぶってくるのでしょうか?

 

 

 

 

4.野菜の化け物(リスニング)

 

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見ての通りです。

 

Twitterで検索かけてみてもらったら、死ぬほどコラ画像あるんで、私からはそこまでこの絵については語りません。

ただ一つ言いたいのは、リスニング第1問、これです。もうね、これ絶対SNSで話題になるやつだって、試験受けながら思ったね。てか、受験生みんな思ったよね、これ。

もしかして、試験開始前にカンニングしたやつを炙り出すために、わざとネタを仕込んでいるのでは?とTwitterで意見する方もいましたが、ワンチャンそれ、あり得る。

ちなみに、かつて2013年リスニング第1問は、こんな感じ。

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これもなかなかだなと思います。だって、ぱっと見て違いがよく分からないし、一体何故にこんな格好をすることになるのか、見当がつかないですしね。

ま、今年もセンター名物、見れてよかった。

 

 

 

 

5.漸化式⁈ 確率 p で大荒れ(数学1A)

 

まずは、問題を見てくださいな。

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騒動になったのは、第3問の(3)、クとケです。1回目に白袋から白球を取り出す確率をpと置いて、2回目にどうなるかをpを用いて表す問題でしたが、出来不出来の差は、pの余事象、つまり1-pを考えられたかどうかでしょう。

これは、任意の試行回数を終えた後の確率を文字で置き、次の試行における確率を求めるという、数学2Bの確率漸化式の内容によく似ています。ここでは、任意の試行回数ではなく、1回目、2回目に限定しているものの、考え方は必然的に確率漸化式のそれになることは避けられません。そう、やはり確率漸化式でも、余事象を考慮に入れて立式するという、今回の問題のポイントと同じ発想をするのです。

とはいっても、確率漸化式はセンターでは出ないし、文系には手薄になりがちなところ。また、そもそも1Aの確率で、こんな問題が出るなどとは思いもしないという先入観から、手が止まってしまった理系諸君もいたのではないかと思います。

確率 p なんと恐ろしい。新しいセンター数学の歴史に間違いなく刻まれる1題となったでしょう。

ちなみに p と聞くと、2013年センター数学1Aで、動点 p が話題になりました。

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どうやら p は、受験生を落とす死刑執行人のようです。

 

 

 

 

6.原子物理がついに出題される(物理基礎)

 

2015年、新学習指導要領が施行され、物理においては原子物理が参入してきました。とは言うものの、それからのセンターにおいての原子物理の扱いは、専門科目の物理の方で選択科目に登場するくらいでした。

しかし、今回2019年、物理基礎では、やっとこさ原子物理の内容が!

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専門科目の物理の方ではどうだったのかな?必答問題にも原子物理が顔だしたかな?ちょっと文系の私には分からないですが、もし理系の方で物理受けた方は、コメントで教えてください。ちなみに、この写真僕の問題用紙なんだけど、あってるよね‥?

 

 

 

7.しつこいメガネ

まずはこの画像から。

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おそらく慣性の法則に関する問題でしょう、よく見るタイプの問題です。ところでその車両の中には、ボールを持った子どもが見えますか?ここメガネ君が、今回の話題の中心人物になります。

結果から言うと、このメガネ君、実はこの問題だけではなく、大問をまたいで別の問題にも出てきます。

それがこれ。

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おそらく光の屈折など扱った光学の問題でしょうか。多くの物理受験者は思ったはず。あれ、このメガネ、どっかで見たなあ‥。

なぜにコイツにここまでこだわったのか、謎は深まるばかりですが、一つ言えることは、

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メガネ君と姉ちゃんは仲が悪い、ということです。

 

 

 

 

 

 

さてと、改めまして、センターお疲れ様でした!結果の良し悪し、人によりけり だと思われますが、どんな結果であれ、大事なのはこれからです!

皆さんは何のために勉強をしていますか?大学に受かるためというなら、それはどうでしょうか?むしろ大学こそ、勉強をするところなのであって、そして勉強は生涯していくものとも言われますから、勉強は大学受験で終わるのではないのです。

むしろ、大学で何をするのか、また、大学で勉強するにしても、いかに学ぶのか(積極的に学ぶのか、受動的に学ぶのか)の方が大事なことのように思えます。

もちろん、出来た出来なかったという、現実から逃げてはいけないのかもしれませんから、自己採点も、明日までにしたら良きでしょう。しかし、なによりも大事なことは、大学に向けて心構えや志を定めるなど、内的な準備です。

なんとなーく大学に来て、友達に宿題見せてもらって楽をして、酒飲んで女と遊んで、卒論だけは頑張ってやって‥‥。はっきり言って、多くの大学生はそう(だからこそ、大学生は遊んでばかりと子ども達に思われがち)なのです。

だから、失敗しても、へこたれないでね!ダイジョーブ!うまくいっても、足元をすくわれないよう気をつけて!皆様の生涯学習がより良いものになりますやうに。そして僕も二次試験に備えていきます!

2019センター国語を振り返って

どうもです!センター試験1日目、受けてきました!国語の出来はどうでしたか?

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さて、何かと話題の多いセンター国語。今年はどんなだったか、簡単にまとめると

 

大問1 翻訳ってむずいね

大問2 草大好き!庭おじさん

大問3 狐、禁断の恋

大問4 杜甫の話

 

今年も面白い話に満ち満ちておりました。一つずつ紹介していきます。

 

 

大問1 翻訳ってむずいね

翻訳の難しさについての評論文でした。さて、翻訳といえば、しばしば話題に上がるのが、ハリーポッター翻訳問題が思い出されます。ハリポタ翻訳問題については、ネットで検索してね(もちのロンさ!)

今回の評論では、翻訳作業は、直訳に注釈をつけまくっておくのが正しいか、日本語として自然な形に置換するのが正しいかという、翻訳について一つの問いを投げかけるというもので、とても面白いものでした。

そういえば少し前にバレンタインで、こんな画像が話題でした。

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なるほど言語というのは、感情を伝えるひとつの道具に過ぎないのですね、とかくさいこと言ってみる。

(注ここで言う くさい は、人間の五感におけるところの嗅覚によって感覚する情報のことを言うのではなく、妙に気取った という意味で用いている。これは、演劇のセリフや動作が大げさであることが由来している。)

 

 

大問2 草大好き!庭おじさん

これは入院中の妻がいる、子持ちのおじさんの話でした。このおじさんは、気がかりな妻への気を紛らわすために、月見草という草を庭で育てだしたのです。

それから色々あって友達と田舎へ川遊びしに行きました。その帰りにおじさんは、サナトリウムという療養施設をふと見かけます。

田舎なので、あたりは暗く、サナトリウムはまるで「骸骨のように見え」たそうな。しかし、次第にサナトリウムの部屋の明かりがついてきて、おじさんは、あたかもそこに妻がいるかのような錯覚を起こしてくる。(こりゃたまげたなぁ)

などなど色々あったけど、最後は結局、おじさんが大好きな草が、全てを忘れさせてくれる(危ない薬かな?)のでした。

 

ちなみに大問2の小問の選択肢に、こんなのがありました。

 

サナトリウムがまるで骸骨のように見えたことから、療養中の妻に重ね合わせて‥

 

おじさん、

 

それはひどい笑

 

おそらくこの選択肢が正解ではない(と思うんだけど、どうかなあ)ですが、この選択肢を見たときは、流石にちょっと笑いそうになった。

 

 

大問3 狐、禁断の恋

これは、狐が姫君に恋をする、ラブストーリーです。もちろん、人と獣、叶わぬ恋。この恋の切なさを、和歌を交えながら上手く表現してくるので、読んでいてとても面白かったです。

狐は、雄のくせに女の姿に化けて姫君にうまく接近します。(これはTS物好き歓喜‼︎)

しかし、叶わぬ恋‥ 

最後の和歌に、自分が狐であることを打ち明けたくても打ち明けられぬ、歯痒い心情が込められているような気がして、

和歌ってすごいなぁ

って初めて思いました笑

 

 

大問4 杜甫の話

なんか李白とか杜甫とかよく出るよね。

 

 

 

はい!ということで、何かと話題になりそうな国語でしたかな。ちなみに、英語には、

野菜大好き!庭おじさん

もいました。

 

それとリスニングにも野菜のキャラクターが出てきましたが、これは野菜を食べようとしない現代の若者への啓蒙なのでしょうか?

 

 

ってことで!

2019センター試験まであと46日

 

先日バイト帰りに本屋に行ってみると、親御さんに怒られている中学生の子供がいました。内容に聞き耳を立ててみたら、ハッキリとは聞こえないが、どうやら受験勉強に関しての様だ。

 

公立高校入試も近くなってきて、バイト先の中学生も真剣に勉強に向かい出してきたこの頃である。本屋でのあの様子は、勉強が中途半端な息子を、やはり手放しではいられない親御さんの姿だったのでしょう。

 

ところで、大阪の知人が言っていたことであるが、関西の人たちは勉強ができなくても何とかなるさというマインドがあるらしい。

 

それがホントかは分からないですけど、まあ、何だかんだ学歴は気にする世の中ですよね。一橋大学目指しといてなんですけど、僕はそういう世の中は好きではない、と考えています。

 

結局のところ、どこの大学に入るかということも大事かもしれないですが、やはりその大学で何をするかが重要だろうと思います。最近は就活の面接でも、学歴がどうこうではなく、学生時代に何をしてきたのか、これをよく見ると、知り合いの社会人の方は言ってました。

 

成したいこと(こういうのを「志」とでも言うのでしょうか?)が何もないうちから、勉強に打ち込んだところで、何があるのか?とたまに考えます。

 

勉強しなさい!はよく聞く言葉ですが、志を立てなさい!なかなか聞く言葉ではないですね。そこに、よく表れているかな、と感じます。

 

 

さて、センター試験まであと46日。もちろん勉強頑張りますが、それも、私が大学で成したいことが、まずある、ということを申し上げておきます。

 

 

 

 

 

だから勉強できなくても良い!まず志を立てよう!

実際、志なく生きている大学生は多い。出された課題だけやって、あとは自分がしたいことやってなんとなく大学生活が終わる。 

 

 

 

 

 

 

親に勉強しろと厳しく言われているかわいそうな学生諸君!

何も自分を卑下する必要はないと思います。ただ、自分の成したいこと、将来の夢、志を学生のうちにしっかり定めておく(或いは定めようとする)ことに欠かすことがないやうにしてくれ!

 

 

 

 

 

2019センター試験まであと49日

 

こんばんは。

 

さて、センターまで49日。センター試験の英語ではリスニングがあります。しかし、リスニングに関する勉強法について調べてみると、「ちゃんと聞けば分かる」というものから、詳しく説明してくれているものまで、様々ですね。

 

今日は僕がやっているリスニングの勉強法を話してみることにします。

 

まず最初に、僕が使ってる書物ですけど、おそらくどんな受験リスニング対策の参考書にも挙げられていない教材を使っています。

 

それは、CNN出版のリスニング専門誌です。

これは毎月発刊されている雑誌で、中身は80 words程度の社会的トピックを10記事程度、掲載しています。流れる音声は、ネイティブスピードと、それに比べてゆっくりなスピードで発音する2種類あります。また、それだけでなく、長いインタビュー形式の記事もあります。各記事には日本語訳が添えられており、また、レベルの高い単語にも訳が書いてあります。

 

それでは早速、僕のリスニング勉強過程をご覧くださいだせえ。

 

 

①文章を見つつ、聞いてみる

まずは1記事聞いてみます。しかしネイティブスピードでもゆっくりスピードでも、結構早い上にわからない単語や固有名詞が多いので、なかなか読み取れませんし聞き取れませんがね。しかし!!!!それでもいいので、まず一度聞いてます。

 

 

②わからない単語や熟語にはマーカーを引く

なぜこの書物が受験参考書に挙がらないのか。その理由は、単語のレベルが高いというのが理由の一つになるでしょう。

skyscraper    摩天楼

obscene        わいせつな

Cannabis       大麻

synthetic fiber  合成繊維

これはほんの一部ですが、このような難しい単語もかなりあるので、正直受験レベルを逸脱しているということは間違いないでしょう。他の受験参考書がセンターレベルや大学入試レベルに準拠するように作られているのに対し、こちらはちがうのです。

それは、扱う記事の話題もそうで、僕みたいな大学を中退してもう一度再受験という、ある程度成人した人からしたら、社会的な記事も面白く聞けるのでしょうが、やはり高校生では、聞いても面白くないと感じるはず。

話がそれましたが、わからない単語や熟語などは、80wordsの記事があれば、おそらく8〜12単語は知らない単語がある可能性が高いですが、そういった単語にマーカーでラインを引いて、意味を確認しておきます。

 

 

③何度も聞こう

単語や熟語を確認したら、何回も聞いてみましょう。それは、一日の中で何回も、でも良いし、僕は結構日をまたいで何回か聞いてました。3日前に2回、昨日1回、今日2回みたいな感じで、割と不定期で、そこら辺は結構適当でした。

しかし気をつけるのは、聞き流すのはNGということです話者が何を話しているのか、英文の一言一句が分からなくても、何となくでいいので発話している英文を意識して聞くことです。

 

 

④ある程度聞いたらディクテーション

最後はディクテーション。ディクテーションというのは、流れてくる音声を聞いて、その発音した文を書き出すというものです。大体2〜5words発音されるたびごとに音声を止めて書くということをやっています。もちろん一度で聞き取れなかったり、発音された内容を忘れてしまった時は、聞き取って書き出せるまで聞き直します。しかしそれでも聞き取れない部分があれば飛ばしていきます。

この時気がつくはずです。なかなか聞いても書き出せないことに。そう、英文を一言一句書き出すのは、とても難しいことなのです。逆に言えば、できなくても良いということです。もちろん、聞けるまで聞こうとする努力はするべきですが。

 

 

⑤11月現在の私のリスニング力

この前センターリスニングの過去問を解いたところ、42点と44点でした。

 

 

(最後に)

この雑誌を進めるワケ

CNNのリスニング雑誌は、値段が1000円程度して、難易度も高く、英文は社会的なトピック。受験生にとっては手に取りづらいものだと思います。

 

しかし、この英文の内容を理解することは、リスニングとは別の方面でも利益があるんです。

 

それは英作文。 

 

国立大学なら自由英作文があるのは当たり前ですが、例えば「環境の話」「機械化・AI化」などについて、自分の意見を論ずる問題が課されることはしばしばありますよね。

 

CNNの雑誌は、社会的なトピックに関する知識を蓄えてくれるうえ、雑誌に載っている英文を一部拝借して、英作文でのトピックの例示などに使えるということもできるわけです。

 

僕は、この雑誌はリスニング力を高めるとともに、ライティングも鍛えられるのではないかと考えています。

 

 

(本当に最後)

皆さん、頑張ろうー!

センター試験まであと49日!最近は寒くなりましたが、頑張りましょう。2019年12月1日の私でした!