Study 2050

2050年問題。これから先の未来、避けては通れぬ困難が私たちを待ち受ける。さて、今を楽しんでいる暇があるの?

これから始まる医療の未来

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どうも!かんきちです。

今回は2050年問題についての話です!具体的には、これからの医療のあり方と少子高齢化についてを共有したいと思います。

今回はこちらの書物↓

を大いに参考にさせてもらいます!

 

 

命を救うのは名医だろうか、医療機器だろうか。

医療ドラマなどを見てみると、クローズアップされるのはやはり、外科の執刀医であることが多いような気がします。内科の医師とか、看護師が主人公のドラマは、あんまり聞いたことがないですよね。(僕が知らなさすぎるだけかもしれませんが)

やはり医療ドラマを見てみると、命を救うのは医師であり、また、最先端の医療機器であるように見えます。しかし、実はどんなに最高の名医と、最高の医療機器と、最高の助手と、最高の看護師が揃っていても、あるもの が無ければそもそも命など救うことができないのです。そのあるものとは何でしょうか。

それは、血液 です。東洋医学ならいざ知らず、西洋医学外科手術には絶対に輸血が必要ですよね。確かに、医療ドラマを見てみると、ドバドバと血液が出まくっているシーンとかありますもんね。

ではこの血液はどこからきているのだろうか。まさか、カエルやヘビの血液なわけが無いでしょう。そう、人間の血液です。献血とかよく駅前で見かけますよね。ちなみに、輸血される血液のほとんどが50歳以下の血液で占められているそうです。まさに、命を救うのは人間の血液 すなわち民間人の善意によるものだと言って良いでしょう。

 

少子高齢化が進めばどうなる?

さて、若者が減り、年寄りが増えるこれからの日本、医療の現場はどのように変化していくのでしょうか。先にも述べたように、現在輸血されている血液の多くは50歳以下の血液によって支えられています。少子化によって血液の供給は減っていくと見られる一方、高齢化によって需要が高まります。血液が不足していくことが予想されるのです。

そうなってくると、どうでしょうか。病院に行ったところで、血液がなければ外科治療は難しくなります。外科治療は、何も事故や怪我の時だけではなくて、がんや心臓病などの病気の際にも行われます。将来の病院は、病気が直せなくなるかもしれないのです。

ならば、今のうちに血液をたくさん確保しておこう!そうできれば良いですが、そう簡単ではありません。血液の保存は、長いもので1年は持ちますが、されど1年程度なのです。そもそもほとんどの輸血用血液は1ヶ月と持たず、最短で4日。血液は保存が効かないのです。

 

次世代の医療が求められる

少子高齢化による社会が到来することは逃れることのできない未来です。これからの少子高齢化の対応次第では、少子高齢の社会存続の期間を短くすることはできるかもしれませんが。しかし、それでもそういう社会がやってくることは間違いがないことであり、医療の現場のこれからにも目を向けていかなければなりませんね。血液って人口的に作れる可能性ってあるのかな?それとも東洋医学に注目が集まる時代になるのかな?まあ、浅薄な私には判りかねることです。とにかく、団塊の世代全員が75歳以上になるのが2024年と言われています。そして輸血用血液の使用先の80パーセントが50歳以上だそうです。治療できない病院がやってくるのは、割と近い話なのかもしれません。