東北大文系英語 頻出単語10問!
受験生・浪人生の皆様、こんにちは。今回は、東北大学文系で出題された長文問題11年分(2009~2019)を漁ってきました!東北大と言えば、国立大の中でもレベルが高い大学として知られていますよね……。一体どんな難単語が出てくるんだろうか、と思う学生もいるかもしれないし、いないかもしれないけど、とにかく、東北大文系の頻出英単語を厳選して10個見ていきましょう。あなたはいくつ分かるかな?
注意
今回取り上げる単語の前提として、中学で習うような単語は含まない(ように気を付けて集計したつもり)です。そうじゃないと、the とか何回出てくるんだよって話ですからね笑
また、形容詞や名詞など、品詞で単語の形が違うものも、同じものとして集計しました。
例 2019年の success と 2018年の succeed は
success が11年中2年出たと扱う。
今回の頻出度の見方
4…11年中4年 3…11年中3年
2…11年中2年 1…11年中1年
問題はじめ!
Q1 attractive (4)
A1 魅力的な
ターゲット1900に、主に動詞型(attract)として載っている重要な単語です。しかし僕はたまにこいつの意味を思い出せなくなってしまうのよね。
Q2 objective (4)
A2 目的 目的の 客観の
ターゲット1900に、主に動詞型(object)として載っている単語です。動詞でも形容詞でも名詞でも、アクセントがeのところに来るみたいですね。
ちなみに object は 反対する という意味でしたね。toを後ろに伴うなら自動詞。that節を伴うなら他動詞として使えます。
Q3 chunk (4)
A3 並べる 区別化する
動詞として用いられることもありますが、of とセットで名詞として用いることも。
chunk of ~ で たくさんの~ という意味がある。
Q4 classical (3)
A4 有名な 古典の
2016年には classic の形で出てましたが、意味は同じ。
Q5 via(3)
A5 ~を通して
前置詞になります。見慣れませんよね。
via English via the Internet のように使ってあげます。
Q6 approximately(3)
A6 約
長ったらしい単語ですが、逆に覚えやすい。
Q7 integral(3)
A7 必要不可欠な
インテグラル と聞くと、理系は積分を連想するかと思うがそれも正解。積分の という意味もある。
ちなみに動詞型 integrate は 統合される ~を統合する という意味がある。もちろん ~を積分する もあるようだ。
Q8 intact(2)
A8 強い
こういう短い単語で、しかも in から始まるやつは、だいたい覚えづらい説。
Q9 embrace(2)
A9 ~を利用する
とくにコメントなしでござる。
Q10 initiative(3)
A10 主導権 自発力
イニシアティブっていうと、なんか聞いたことあるようなワードだなあ、と思う方もいるかな。僕はイニシアティブがこんな意味だとは知らなかった。
3年中1年は、動詞型 initiate でしたが、これは ~を開始する という意味。
ちなみに形容詞型は initial である。この形になら、意味を知っている方も多いはず。ターゲット1900には、名詞型も動詞型も小さく載ってはいますが、この形容詞型を主に掲載していますよね。
initial は 初めの という意味です。
というわけで、終了でござる!
どれくらいわかりましたか?
私の感想ではありますが、東北大の長文の英単語レベルは、そこまで高いわけではないのかもしれませんが、実際解いてみると、意味が分からない単語に出くわすことは多々あるかなと思います。が、安心してください。今回でいう頻出度2以下のものでも、文脈からなんとなーく意味が分かったりするものも多いですし、分からなくても支障ないことの方が圧倒的に多いのですから。
結論
東北大と言えども単語に関しては、重要単語を単語帳でおさえて、そこにプラスアルファで暗記していく程度でいいかなと思います。あとはしっかり長文の勉強を積んでいけばよいでしょう。
おまけ問題
頻出度2以下の単語を最後にいくらか載せておきます。
Q11 whim(1)
Q12 intrude(1)
Q13 amid(1)
Q14 kinship(2)
Q15 shepherd(1)
Q16 tanning(1)
Q17 unprecedented(1)
Q18 torment(1)
Q19 kidney(1)
Q20 cactus(1)
A11 気まぐれ
A12 侵入する ~を割り込ませる
A13 ~の最中で
(あまり見かけない前置詞ですね)
A14 親戚
A15 ~を導く
(名詞で使うと、羊という意味があるそう)
A16 日焼け
A17 空前の
(私の記念すべき最初の記事にも出てた単語です)
A18 ~をばかにする
A19 腎臓
A20 サボテン
記念すべき最初の記事はこちら
この記事が一番人気です
『未来の年表』 感想
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
- 作者: 河合雅司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/06/14
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (23件) を見る
日本の未来がヤバイ!
なんとなーく知っているようで、全然知らないこと、たくさんありました。まあそこら辺のことは、当ブログでも幾らか取り上げているので、ここでは詳しい話はしません。
とにかく読んでみて思ったことは、若者にも年配の方にも読んでほしい一冊であると感じました。日本の未来に起こることを、数字を使って具体的に分かりやすく表現してくれているのですが、この本を読めば、きっと日本の未来を考えて生きることができる人になると思います。僕も普段からどーしたら良いものか‥と考えることが多くなりました。
しかし、取り組むべき課題が大きく、非力な自分がいかに振る舞えば良いのか、実際のところはまだはっきり見えることはなかったのが正直なところではあります。筆者自身も、日本の未来に起こる問題に対しては、何世代も継承して解決していくものであると述べています。
ただ、現在の私たちが今するべきことは、まずもって、問題を正しく知ることなのだろうと思います。そのための良い手引書となるのが、この一冊ではないかと思っています。
そして次には、私たちが普段から吸収する知識を、いかに日本の未来に連結するかでしょう。この本を読み終えた今、また事あるごとにこの本を読み返しながら、私が学んでいる学問を学んだりテレビやネットから得られる情報を吸収する際に、どーやって結びつけられるだろうか?と考えていきたい。
そういえば、『未来の年表2』もあるらしい。
未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること (講談社現代新書)
- 作者: 河合雅司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/05/16
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (7件) を見る
意外に知られていない事実 〜既に首都圏でも生産年齢人口は減少〜
どどどどどどどどどどーも!!!!!!!!!!!
まだまだ花粉が猛威を奮っておりますね。早く過ぎ去ってくれえー。そう願うばかりです。
はてさて今回も、日本の未来について共有できればと思っておるのじゃ〜。
今回は、タイトルにある通りですが、首都圏の既に労働者人口は減少しているということです。また、さらに言えば、高齢者の数は増加しています。こちらのグラフをご覧になって♡
このグラフの、生産年齢人口率(水色の折れ線グラフ)にご注目!!
上がっていますかー?下がっていますかー?
そう!下がっていますね。また同じように、高齢化率(紫色の折れ線)を見ると、上昇しています。
さらに
生産年齢人口の数(オレンジの棒グラフ)は、減少しているし、高齢者数(緑の棒グラフ)は増加してます。
つまりこのことから言える首都圏の現状は
相対的かつ絶対的に
生産者の数は減り
高齢者の数は増えている
ということですね。
でも、なーんで生産者の数は減って、高齢者の数は増えるのでしょうか?
それは、首都圏で働いてきた元現役世代の生産者達が、地方に帰らずそのまま首都圏で住み続けているからと言えます。つまり首都圏の高齢化は、かつて首都圏で働いていた現役世代が年をとった結果と言えるのですな。
まあ年を取るとなると、生活するのに便利な首都圏を選ぶというのは、当然のことかもしれません(しかし後期高齢者ともなると、首都圏の介護施設や老人ホームは数が不足気味なのだが‥)。
若者の街。東京がそう言われるのも、数年のうちかもしれませんね。
はい!という事で、今回はここまで!
しっかし、喉が痒いし鼻水は出るし、集中力でないよー!花粉!!これ、何とかならないものかなあ。
未来の東京は廃都となるか
少子高齢化や人口減少という問題は、ややもすると地方の問題だというイメージを持つ人もいるかもしれないです。というのも、現状東京圏では、人口は増加しているし、多くの若者が流入してることもあって、少子高齢化も感じ辛いからです。
しかし、既に地方で起きている少子高齢化や人口減少問題は、これからの東京にだって起こりうることです。
今回は、『都民ファーストでつくる「新しい東京」』
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/renrakukyogikai/dai4/siryou1.pdf
を参考に、これからの東京について見ていきたい。それじゃあ、レッツラゴーの巻。
東京だって人口減・高齢化
まずは、この図から参考にします。
これからは東京も、人口減少に見舞われると予想されています。2025年ですから、さほど遠くはない未来ですね。さらには、こんなのも。
団塊世代が全員高齢者(65歳以上)になるのが2024年、団塊ジュニア世代が全員高齢者になるのが2040年です。この2040年には高齢化率が29.3%ということですから、4人に1人以上が高齢者ということになります。
ちなみに2050年には高齢化率がおよそ33%だから、東京ですら30年後には3人に1人が高齢者ということになります。
2019年現在、現実味を帯びてこない東京の限界集落化ですが、現代の若者がまだ働いているうちに、東京も廃墟と化す未来が見えてくるのです。
未来の東京をどうするか
まずは『都民ファーストでつくる「新しい東京」』から、未来の東京のビジョンについての内容を確認してみましょう。
これらは一部を抜粋したにすぎません。他にも見たいぞーこのやろう!という方は
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/renrakukyogikai/dai4/siryou1.pdf
からどうぞ。
抜粋しなかったものも含めて、この資料で掲げられている内容を俯瞰すると、
科学技術で未来の生活を豊かに
という側面が強い印象を受けます。
もちろん、科学技術が私たちの生活を豊かにしたことは間違いありません。そこを否定するつもりはないですし、この資料で掲げられている内容に反対することも特にないのですが、私が言いたいのは、
果たして科学技術の進歩だけが私たちの生活を豊かにするのか
という点です。
例えば、1枚目の画像を見ると、自動翻訳機によって海外の人ともストレスなくコミュニケーションが取れるという内容があります。まあ、海外の人とちょっと顔合わせ程度に話をする分には問題ないのかもしれません。しかし、長期的な交流をしていくとなると、相手の人柄やその背景にある国柄が、自分の性格と合わなくてストレスを感じることもあるかもしれません。もしあなたの目の前に、絶対に非を認めない人や、思ったことを全部言ってくる人かいたら、どう思いますか?ちなみにそういう人は、韓国人に多いです。これは韓国がそういう国柄だからなのです。つまり言語以外の要素、海外の人の性格や国柄が障害となってコミュニケーションをストレスと感じることもあるのであり、それらは科学技術でどうにかなる話ではなく、もっぱら自分自身の心の器に関係する話なのです。
このように、少子高齢化や人口減少など、それに関連する様々な問題は、決して科学の進歩だけでは克服できない精神的な障害もあるはずです。少子高齢化は地域社会の繫がりや家族形態の変化が原因で発生したという見方もあるくらいです。それらの背後にあるのは、人間関係の希薄化以外の何物でもないのです。
地域に密着した街をつくりたい
私が抱く一つの理想は、地域社会の復活です。私は今、受験浪人という立場で生活していますが、将来、大学生になったら、地域社会の復活を目指した街づくりを、大学生活を賭けてやってみたいのです。まあ、そのためにはまず、勉強頑張らないとなんですが。
今日は新元号・令和が発表されてから3日が経った、2019年4月3日。新しい時代になりましたが、この令和の時代は、なかなかに波乱に満ちているのです。当ブログでは2050年問題と称して、少子高齢化に伴う他の問題も取り上げていますので、是非ご覧ください。では。
空き家の有効利用
こんにちはの巻。
これからの日本の未来、人口減少によって空き家が次々に増えていくことが予想されており、空き家が増えれば増えるほど犯罪の温床となる事実があるということから言って、その日本の未来は明るいものにはなり難いかもしれないですね。
今回は空き家の有効利用と題しまして、いくつか私の考えを共有できたらなと思います。
田舎に空き家があったなら
現在の日本でもすでに見られるはずですが、田舎の空き家はどのように有効利用すれば良いでしょうか。
「田舎‥‥都市生活の喧騒を離れ、自然と供にのどかに過ごしたい‥‥。」
そんな社会人のための、レンタルハウスとして貸し出す、というのはどうでしょうか。もちろん食材を買おうと思ったら、最寄りのスーパーまで数キロも離れているということも考えられるので、基本的に食材などは持参になるかもしれませんが。1泊2日もすれば十分でしょう。ゆったりとした時間を提供する場として、活用するのです。
それからもう一つは、受験浪人に貸し出すのもありではないかと思います。世の中にもレンタル自習室というのがありますが、それの進化版のようなものです。静かなところで勉強したいのならお勧めできるでしょう。ただこの場合、社会人に貸し出すのとは違って、1泊2日程度では短すぎです。半年とか1年程貸し出すことになるでしょう。そうなると最寄りにスーパーなどがないと困ります。使える空き家は限定されるでしょう。1人暮らしをしたいと思う若者は多いことも相まって、需要はありそうな気もします。
田舎が空き町になったなら
さらに人口減が進んで田舎町まるごと人がいなくなったらどうしましょうか。町全体に人がいなくなれば、レンタルハウスの利用は厳しくなるでしょう。まずスーパーが無いので食材を確保することができず、先ほどの長期的なレンタルハウスの利用は難しくなります。さらに、空き町になるほどに人がいなくなれば、犯罪に利用される危険性があります。レンタルハウスの利用客を誘拐したとて、目撃者なんているでしょうか。助かる見込みも誘拐犯が捕まる見込みも無いに等しいでしょう。誘拐だけでなく、例えば死体を遺棄するとか、危ないクスリの受け渡しとか、全体的に人がいなくなると、悪いことし放題になると考えられるのです。そうなると、もう誰もレンタルハウスを利用しようとは思わないはず。
ただ、今のところ、私としてのアイデアは何も思い浮かびません‥‥。
しかし、イメージしてみてください。真夏の夕暮れ、田舎道を男女の高校生が自電車を押している。夜が更けるにつれて、神社の境内には提灯がともり、人が賑わいお祭りをしている。浴衣姿のあの人と、屋台が並ぶ細い道を歩く。田舎の夏の夕暮れや祭りは、楽しさと切なさを兼ね備えている幻想的な雰囲気を感じさせます。(私の勝手なイメージですが)
また、こういうアニメや映画のワンシーンってありがちですよね。憧れませんか?田舎を犯罪の温床にはしちゃダメです。
都市に空き家があったなら
空き家といっても、ここでは空きマンションを想定します。やはりマンションともなると、非常に頑丈な造りとなっていて大きいので、費用はとても高くつきますから、解体には足踏みすることもあるとか。
例えば空きマンションには、先ほどのレンタルハウスに発想を得て、浪人生のレンタルマンションに姿を変えてはどうかと思うのです。都市部であればある程度生活にも困らないので、長期的な利用も可能です。また、マンションであれば、各部屋に潤沢な参考書などを備え付けてあげることも可能。管理人として大学生を常駐させることができれば、浪人生はいつでも直接質問できます。一般の自習室では、複数人の学生が部屋を共有しますが、個人の空間で勉強できる上に参考書も揃っているとなれば、ここで勉強してみたいと思う人もいるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
都市が空き街になったなら
これが起こるには、もう少し先の未来かもしれませんが、都市がまるごと空き街と化したらどうしたらいいでしょうか。
昨今では、荒野行動やFortniteのようなバトロワ系のゲームが子供達に人気です。そこで街そのものを生かして、サバゲー場を設けてみるというのはどうでしょうか。部屋に隠れたり、都市の中を駆け抜けたりするのは、まさに荒野行動やFortniteの世界を実体験する感じで、ただ林の中でサバゲーをするよりも面白いのではないかと個人的に思います。
また、都市を利用したゲーム大会だって開催できます。カードゲーム・遊戯王のアニメでは、街全体がデュエルスペースと化し、そこかしこでデュエルを展開していくという、現在でも実現不可能な規模の大会が開催されています。
しかし、もし空き街が出現すれば、この大会の実現可能性も高まります。デュエリストなら、一度はこの大会に出るべきだ。そんな時代がやってくるかもしれません。世界でも例をみないですから、先駆けて実行できれば、世界のデュエリストまでもが駆けつけるなんていうことにもなるでしょう。
最後に
いかに少子化・高齢化・人口減少をうまく利用できるか。それは日本の未来を担う私たちが今から考えるべき内容ではないかと思います。2050年問題とも言われる一連の危機は、少子高齢化と人口減少によるものです。未だ嘗てないこの問題に、どう向かっていきましょう。
先日、空き家が一件増えました
こんにちは!2050年問題について、色々と記事をあげたりあげなかったりしている者です。今回は、2050年問題のなかの一つ、空き家問題についてご報告します。かなり前に一度、それに関する記事はあげていますので、そちらをご覧ください。
私の祖父母の家が空き家になりました。
今回のご報告は、見出しの通りです。つい先日、母方の祖父母とも亡くなってしまい、空き家になってしまったのです。空き家は管理費や維持費だけでも高くつきますから、どうせ誰も住む予定がないのなら、あっても仕方がないものです。
現在、空き家の件数は増加の一途を辿っており、平成25年(2013年)で、13.5%が空き家となりました。
※総務省のデータより
このままいくと、2033年で3戸に1戸が空き家となる(空き家率が30%を超える)と言われています。
2050年問題を感じます
今回の一件を通して、2050年の日本の行く末を身近に感じました。空き家がどんどん増えていく未来が視えるのに、首都圏では未だに新しい住宅が建設されています。もちろんそれは、その土地において需要がある(首都圏人口は上昇している)ということなのですが、2050年を境に、首都圏の人口も減少に転ずると言われていますから、そうなったらどうするつもりなのでしょうか。
首都圏が廃墟地となる日が、私の行きているうちに来るだろうから、これは見過ごせない問題ですね。
花粉症という負の遺産
今年は花粉の飛散量が
やばい
最近そういうニュースをよく見かけることが多いですね。私は小学生の頃から花粉症患者でありますが、近年になってますます悪化してきたように思います(具体的には喉に痛みが出るようになったら、頭が重くなったりします)が、この花粉症、元はと言えば、過去の人間の手によって作られた負の遺産、といっても良いのではないかと思うのです。
花粉症の環境的な要因
天下のWikipedia様をご覧になられたほうがより詳しく知ることがでしょう。ここでは簡単にまとめます。
〜花粉症が蔓延するまで〜
①家をたくさん建てたいから、扱いやすい杉や檜(ヒノキ)をたくさん植えるぞ。
②木材は結局海外から確保することにしたから、もう杉も檜も使わないぞ。そのまま植えておくぞ。
③杉や檜が生長したぞ。花粉飛ばすぞ。
④さらに、車のガスやタバコの煙、都市化の影響で、花粉が長くとどまるようにしてくれるぞ。
⑤花粉症続出だぞ
とまあ、こんな感じなんだとか。
もうすこし簡潔に述べるとすると、
物質的、経済的な豊かさを求めた結果、花粉症は蔓延した。
ということになるのではないか、と思うのです。
物質文明先進国
精神文明後進国
それが今の日本
徹底した実証主義、科学万能主義な日本の国柄は、高度経済成長によって世界の表舞台に躍り出たのだから、当然の結果なのかもしれません。現代では、スマートフォン関連の事件・事故などが絶えないように、たかが金属の板切れにも右往左往しています。私もまた、そういう人間だと思います。さらに小学校の道徳教育では、いじめが絶えない今日も、道徳は副教科の立ち位置ですし、その教育の内容も、ルールを重んじること・逸脱することがないようにすること、という、表層的な道徳教育になりがちなのではないかと指摘する書物もあります。
科学文明が高度に発達して、物質的快楽の中に生きることができる今日の先進国人は、これからは精神文明を発達させて上手に科学を扱い、さらにそれだけでなく、未だ先進国の中でも飢えて死にゆく多くの命、ましてや発展途上国などもってのほかだが、そういう命に向き合い行動できる私たちになりたいものです。
日本の未来は危うい
既知のことではありますが、日本は少子高齢化という、空前の難題を抱えています。しかしその事実を深く理解している人がどれだけいるのか、あるいは、浅くても理解が及んでいる人すらどれだけいるのでしょうか。私もまだまだ浅薄であると感じます。
さて、今日の私たちもまた、自分が幸せであれば良いと言い、あるいはそうは言っていなくても、そう言われて仕方がない生活をするならば、日本は消滅。
取り返しのつかない負の遺産を、果ては遺産すらも残らない
そんなことになるのかもしれませんね。